元新宿サラリーマンのトカイナカ暮らし

長年勤めた大企業を辞め、田舎で梨作りをしながら豊かな人生を考えるブログ

10年以上勤めた大企業から地域活性化の仕事に転職した理由

こんにちは!たかゆき@トカイナカ暮らしです。

僕は、新宿の大手通信会社から宮城県利府町に移住し、地域活性化の仕事に転職しました。 

 

今日は、僕が大企業から地域活性化の仕事に転職した理由を説明したいと思います。

(委嘱式を河北新報に掲載頂いたので、この記事で、はじめて顔出しします。笑)

 

この記事を読んで、転職や人生に悩んでいる方が新たな一歩を踏み出せる何かしらのヒントになれば幸いです。

 

 

■目次

・大企業から地域活性化の仕事に転職した理由!

・転職は、お金を優先すべきか?やりたいことを優先すべきか?

・まとめ

 

 

・大企業から地域活性化の仕事に転職した理由!

7月1日に利府町から地域活性化の仕事に委嘱頂きました。 

 

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そもそも、なぜ恵まれている大企業から、地域活性化の仕事に転職したかというと

「自分で作ったモノや情報で地域に貢献し、それを生業にしたい!」という思いが、日に日に強くなったからです!

 

手前味噌ですが、前職は、社会的意義のある仕事で、主査という役職まで頂き、給与も福利厚生も申し分ないくらいあり、周りには優秀な人たちがいて、今でも恵まれた環境だったと思います。

 

しかし、大企業を65歳で引退することを想像した時に、一定の貯蓄は残るものの、大きな時間を失い、手元にスキルが残らないというリスクを感じました。

 

サラリーマンを定年まで勤め上げ、引退後に悠々自適の余生を送るのも一つの解だと思います。

 

ただ、僕は、人生の大半を占める仕事は、自分の心の声に従って、若いうちに生涯働きたいと思える生業を見つけたもの勝ちだと思いました。

 

転職をして生業を探そうと舵を切るのは、とても勇気がいることで、僕もかなり悩みました。

 

僕が、転職時に、「次の職場の人間関係は?」「経済面は?」等、選定基準が多く、あれこれ悩んでいる時に、重要な選定基準に絞り、生業(好きで得意な仕事)を見つける方法を以下の記事にまとめています

失敗のない転職をするために、頭の整理ができる2つのマトリクスを解説してますので、是非ご覧ください。

 

c3po3.hatenablog.com

 

・転職は、お金を優先すべきか?やりたいことを優先すべきか?

 

結論から言うと、僕は、お金よりやりたいこと・好きなことを優先した仕事についた方が良いと思います。

 

好きなことを仕事にして生業が見つかっても稼げなかったら、生活もできないし本末転倒ではないか?という意見もあるでしょう。

 

しかし、繰り返しになりますが、僕は、お金よりも自分の死(終わりがあること)を強く認識し、貴重な時間をいかに自分が喜び・納得する仕事に傾注できるかが人生の幸せに直結すると考えています。

 

そもそも、自分が生活していく上で、家計の支出を見直し、必要最低限の収入を把握することができれば、不自由なく暮らすことは、そこまでハードルは高くないと思います。

 

世界一貧しい大統領でも知られるウルグアイホセ・ムヒカ元大統領の言葉にもある通り、日本人は今一度「足るを知る」ことができれば、人生において本当に大切なものが見えてくるかもしれませんね。

 

世界一貧しい大統領 ホセ・ムヒカ大統領 名言

「貧しい人とは、少ししかものを持っていない人たちではなく、もっともっといくらあっても満足しない人のことだ。大切なのは考え方です。」

 

今話題の老後の年金2,000万問題も、平均的な老夫婦が95歳までの生きた時に、年金で補えない額が2,000万と言っているだけです。

 

冷静に考えると平均的な金額は、人それぞれですし、そもそも現役と引退という杓子定規の概念で切り分けて考えるから、金銭的な問題がフォーカスされるだけで、生涯を通した生業と心身の健康があれば、お金が足りないという問題にはならないでしょう。

 

 

 ・まとめ

 

僕は、「自分で作ったモノや情報で地域に貢献し、それを生業にしたい!」という思いから、大企業を辞め、利府町地域活性化の仕事に転職しました。

 

それは、お金よりも自分の死(終わりがあること)をきちんと認識し、有限である時間をいかに自分が喜び・納得する仕事に傾注できるかが人生の幸せに繋がると考えたからです。

 

転職や人生について悩んでいる方は、自分の人生の終わりを描き、人生の大半を占める仕事について、今一度、自分の心の声と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

今回、紹介したマトリックスや人生の考え方が、皆様の新しい一歩になれば幸いです。

 

んではまた!

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