利府梨カレーを初めて販売してみた結果【利府町の6次産業化】
こんにちは!たかゆき@トカイナカ暮らしです。
僕は、昨年、新宿の大手通信会社から宮城県利府町の地域活性化の仕事に転職しました。
現在は、名産品である利府梨の生産から6次産業化まで携わっています。
この6次産業化の一環として、傷物の梨の有効活用をした「利府梨のスパイスカレー」を開発し、町の試食会等を経て、ようやく販売する段階まで進みました。
今回は、先日開催された利府町の浜まつりにて「利府梨のスパイスカレー」を販売した結果と今後の方針についてお伝えしたいと思います。
▼過去記事で「利府梨のスパイスカレー」を作った目的と作り方を紹介しました。
【目次】
●「利府梨のスパイスカレー」を初めて販売した結果と課題
●「利府梨のスパイスカレー」の今後の方針
●まとめと御礼
●「利府梨のスパイスカレー」を初めて販売した結果と課題
今回、利府町の浜まつりにて初めて販売した「利府梨のスパイスカレー」は合計83食、見事完売しました。
手前味噌ですが、食べて頂いたお客様から「すごく美味しかった!」と味に関して一定の評価を頂くことができました。
まぁ仮に美味しくなくても正直なことは言えないか。笑
いやいや、直接食べて頂いたお客様の笑顔を見れば分かるんです。(上記、画像参照)
味の方向性は間違っていないということを。
やっぱり、「Face to Face」 の商売は、お客様の評価がダイレクトに伝わるので達成感があります。
一番の収穫は、大人をターゲットにしたスパイスカレーですが、子供も美味しく食べたというメッセージを沢山頂いたことです。
多種のスパイスを使っていますが、利府梨の甘みが調和して、食べやすくなっているのかもしれません。
一方で、課題も浮き彫りになりました。
冒頭、83食で完売したとお伝えしましたが、本当は100食提供する予定でした。
もっというと「完売」という結果は、経営者としては失格だと思っています。
つまり、100食の需要予測を立てたのなら、120食分用意しないと機会損失だということです。
今回は、更に見立てた数も提供できず、せっかく足を運んでくれたお客様にカレーが行き届かず申し訳極まりない状況でした。
今度、仕込む量や当日のオペレーション等、細部に渡り見直す必要がでてきました。
質の良いものを安定して供給できるよう精進します!
●「利府梨のスパイスカレー」の今後の方針
「利府梨のスパイスカレー」の今後の方針は、認知度向上に注力していきます。
まずはイベント出店で認知を高めて
イベント出店 → 店頭販売 → レトルト卸売り → 町の名物としてWeb販売
まで昇華していくことが目標です。
今回の浜まつりでも有難い事に河北新報やJCOMさん等に取り上げて頂きましたが、実際に食べて納得して頂くお客様を増やさないことには、何も始まりません。
利府町は幸いにも、オリンピックやコンサート、東北最大級のイオン招致等、機会に恵まれています。
コロナ問題が収束に向かったら、どんどんイベント出店していきたい思います。
とはいえ、「利府梨のスパイスカレー」の次の販売場所はまだ決まっておりません。
もしイベントやお店で販売させて頂ける方がいらっしゃいましたら、以下のメールに情報提供頂ければ幸いです。
担当者:たかゆき
メール:takayuki_ohmi0921@yahoo.co.jp
利府梨のPRと傷もの梨の有効活用という「利府梨のスパイスカレー」の目的に向かい、ブレずに三方良しの商品に磨き上げていきます!
●まとめと御礼
まず、初めての「利府梨のスパイスカレー」販売にあたり、ブース提供して頂いた利府町観光協会様、準備から仕込み、当日のサポートまでご協力頂いた職場の皆様や友人・知人に改めて御礼申し上げます。
つくづく自分一人の力は微力だと再認識しました。
まだ駆け出しの「利府梨のスパイスカレー」です。
町の名物にするために、まずはイベントに出店し、沢山の人に食べて頂き、認知度向上していきたいと思います。
利府町、梨農家、自分自身にとってメリットのある三方良しの商品にするため駆け抜けていきたいと思います。
▼「利府梨のスパイスカレー」試食会100名分の感想と今後の展望。
▼大企業から地域活性化の仕事に転職した理由。
▼Twitterでもトカイナカ利府町の魅力をはじめ、多様な生き方、資産運用など生活に役立つ情報をつぶやいてます。
んではまた!