利府梨の時期や販売情報と農業未経験者の美味しい梨作りに向けた取り組み!
こんにちは!たかゆき@トカイナカ暮らしです。
僕は、2019年7月に大手通信会社を辞め、新宿から仙台の隣町である利府町に移住し、トカイナカ暮らしを始めました。
まもなく秋! 秋といったら梨! 梨といったら利府梨!
ということで、僕がトカイナカに移住してから携わっている、利府梨の販売情報と美味しい梨を作るための取り組みについて紹介します。
【目次】
●利府梨の販売情報と農業未経験者の美味しい梨作りに向けた取り組み!
●そもそも利府梨とは?品種や歴史、収穫の時期を紹介!
●まとめ
利府梨の販売情報と農業未経験者の美味しい梨作りに向けた取り組み!
利府梨は生産量が少なく、午前中で売れ切れる直売所が多く、入手困難な梨です。
まずは、利府梨のうんちくの前に、梨作りに携わっている僕が、厳選した利府梨の直売所8選に関する記事を載せておきます。
今年の7月から梨栽培に携わり、病気や虫がつかないように農薬散布を行ったり、梨の実に十分な養分を送るため、先端の枝「徒長枝」を立てる作業を師匠に聞きながら、取り組んでいます。
8月は、気温が上がると発生しやすいダニ対策で、ゴーカート型草刈り機(ラビットモア)で草刈りをしたり、
日照りが続いた際は、梨の木の根っこに水を供給したり、
甘く大きい梨をつくために、梨の実を間引く作業(摘果)を行ったり、愛でるように大切に梨を育ててます!
摘果した「長十郎」と「あきづき」と「幸水」は、既にみずみずしく甘みを帯びてきたので収穫が楽しみです。
●そもそも利府梨とは?品種や歴史、収穫の時期を紹介!
トカイナカ利府町といえば、「利府梨」と言われるほど、梨作りがとても有名です!
利府梨の代表的な品種は「長十郎」ですが、その他「あきづき」・「幸水」・「二十世紀」など多品種が作られています。
梨の収穫時期は、「幸水」が一番早く、8月下旬頃から始まり、「あきづき」が最も遅く、10月中旬ごろになっています。
ちなみに、長十郎は、9月下旬から10月中旬です。
利府梨の歴史は、明治17年に日野藤吉さんという方が水田を畑に変え、150本の梨の木を植えたところから始まりました。
どうやら、藤吉さんは、天候に左右される米作りから、さほど天候の影響を受けず、現金化しやすい梨に目をつけたようです。
驚くなかれ、藤吉さんが当時、植えた梨の木『真鍮梨』の古木が利府町の2号公園に残っています。
ドラゴンボールのようなオレンジ梨がなっているで、是非見にきてください!
この140年近くの歴史ある「利府梨」ですが、年々、梨農家が減っていき、今ではピーク時の半数になってしまっています。
僕達は今、このトカイナカ利府町の伝統ともいえる「利府梨」を後世まで伝えるため、梨の栽培から販路拡大、6次産業化まで頑張っています!
●まとめ
「利府梨」は、約140年続く、トカイナカ利府町の名産品です!
生産数が減少している「利府梨」を後世に残すべく、農業未経験の僕が日々奮闘しております。笑
もうすぐ秋本番を向かえますので、なくなる前に「利府梨」を直売所まで足を運んで頂けると幸いです。
▼Twitterでもトカイナカ利府町の魅力をはじめ、多様な生き方、資産運用など生活に役立つ情報をつぶやいてます。
んではまた!